Mo酸化物ナノ粒子を内包したYolk-shell型触媒の開発とその応用

• 古市 尚之

  大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻

• 桑原 泰隆

  大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻 京都大学触媒・電池元素戦略研究拠点・ユニット拠点

• 関 浩幸

  JXエネルギー（株）

• 山下 弘巳

  大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻 京都大学触媒・電池元素戦略研究拠点・ユニット拠点

書誌事項

タイトル別名

• Development and application of yolk-shell type catalyst containing molybdenum oxide nanoparticles

抄録

Mo酸化物触媒は、有機過酸によるオレフィン酸化反応において高活性を示すが、反応中にMoが溶出し、再利用性に欠けるという欠点がある。本研究では、Mo溶出の低減および選択性の向上を目指し、Mo酸化物を内包したYolk-shell型触媒を新たに開発した。ポリアクリル酸を鋳型に利用することで目的の構造を有する触媒の合成に成功した。また、シクロオクテンのエポキシ化反応により触媒の再利用試験を行うと、活性を維持したまま再使用可能であることが分かった。

収録刊行物

• 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集

  石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 116-, 2016

  公益社団法人 石油学会

詳細情報

• CRID: 1390001205587358208
• NII論文ID: 130005295621
• DOI: 10.11523/sekiyu.2016f.0_116
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可