書誌事項
- タイトル別名
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- FUNDAMENTAL STUDY ON INVISIBLE CRACK DETECTION BASED ON NON-CONTACT DISPLACEMENT MEASUREMENTS
抄録
構造物の健全性を評価する上でき裂の検出は重要であり,多くの方法が提案されている.中でも可視光画像を用いた方法は簡便で有望視されており,パターン認識手法を利用したき裂検出システム等が提案されている.しかし,これらはき裂そのものに着目した方法であり,不可視の状態にあるき裂を検出することはできない.本研究では荷重変動に伴うき裂開閉挙動に着目し,き裂の発生・進展前の画像を必要とせず,不可視な状態にあるき裂を検出するシステムの開発を目的として,デジタル画像相関法により被写体表面の変位場を取得し,き裂開口に伴う見かけ上のひずみ場を算出・評価する.コンクリートおよびあらかじめ切断された鋼板にCFRPを接着した供試体に対して実証試験を行い,本システムの有効性を検証した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集A2(応用力学)
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土木学会論文集A2(応用力学) 72 (2), I_87-I_96, 2016
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205351420032
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- NII論文ID
- 130005311887
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- ISSN
- 21854661
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可