レドックスシグナルの活性イオウ分子制御

DOI
  • 笠松 真吾
    東北大学大学院医学系研究科環境保健医学分野
  • 守田 匡伸
    東北大学大学院医学系研究科環境保健医学分野
  • 赤池 孝章
    東北大学大学院医学系研究科環境保健医学分野

抄録

活性酸素種(ROS)は、非特異的化学修飾をもたらす毒性因子としての側面の他に、生理的な細胞内シグナル(レドックスシグナル)分子としての機能を持つ。ROS・レドックスシグナルはその下流で生じる親電子物質を介して巧妙に制御されている。最近、新規レドックスシグナル制御因子として活性イオウ分子種が同定された。活性イオウ分子種によるレドックスシグナル制御機構の解析は、酸化ストレスの関わる疾病の新規予防・治療戦略の開発に寄与すると期待される。

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 53 (3), 210-214, 2017

    公益社団法人 日本薬学会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679475742720
  • NII論文ID
    130005398269
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.53.3_210
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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