軽度高気圧酸素の仕組みと効果

DOI
  • ISHIHARA Akihiko
    京都大学大学院人間・環境学研究科細胞生物学・生命科学研究室

Abstract

気圧を上昇させて、さらに酸素濃度を増大させた閉鎖環境に滞在することにより、体に溶け込む酸素や末梢血流が増大することから、これにより代謝の向上・改善を期待できる。しかしながら、気圧の過剰な上昇や酸素濃度の過剰な増大は、気圧外傷、酸素中毒、活性酸素の過剰発生を引き起こす可能性が高くなる。適切な気圧の上昇と酸素濃度の増大による「軽度高気圧酸素」の環境を利用することにより、健康や体力の維持・増進、アンチエイジング、病気の予防を目指すことができる。

Journal

  • Farumashia

    Farumashia 53 (3), 241-244, 2017

    The Pharmaceutical Society of Japan

Keywords

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282679475753088
  • NII Article ID
    130005398286
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.53.3_241
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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