P2-05 HLA結合ペプチドの大規模解析法の開発  [in Japanese]

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Author(s)

    • 宮寺 浩子
    • 筑波大学医学医療系 遺伝医学|国立国際医療研究センター 肝炎・免疫研究センター|東京大学大学院医学系研究科 人類遺伝学分野
    • 徳永 勝士
    • 東京大学大学院医学系研究科 人類遺伝学分野

Abstract

<p>  疾患関連解析の進展により,様々な自己免疫疾患や感染症とヒト白血球抗原(human leukocyte antigens(HLA))遺伝子多型との強い関連が明らかになった.<i>HLA</i>の多型はペプチド結合溝に集中しているため,HLAの抗原提示能が疾患感受性に寄与していると考えられている.しかし,疾患発症に関わる自己抗原・外来抗原ペプチドは,多くの疾患では未だ同定されておらず,<i>HLA</i>と疾患との関連のメカニズムには不明な点が多い.疾患関連解析から得られた知見を発症機序の解明につなげるためには,ヒト集団中に維持される多数の<i>HLA</i>アリルのペプチド結合能を定量的,定性的に比較,評価することが重要である.従来,HLA提示抗原の探索は,精製HLAを用いたペプチド結合アッセイ,T細胞アッセイ,もしくは精製HLAからのペプチド溶出によって行われているが,これらの方法で多数のHLA型について結合ペプチドの解析を行うことは困難である.そこで,我々は,HLAのペプチド結合能を多検体について解析出来る手法を開発することとした.具体的には,HLAとペプチドを融合タンパク質として発現し,細胞表面のHLA発現量を定量することでHLAとペプチドの相互作用を評価した.この方法で複数の自己免疫疾患,感染症について,疾患感受性・抵抗性<i>HLA</i>アリルが結合しうるペプチドをスクリーニングした.今後,本方法のハイスループット化にも取り組む予定である.本発表ではこれまでに得られた成果の概要を紹介する.</p>

Journal

  • Japanese Journal of Clinical Immunology

    Japanese Journal of Clinical Immunology 39(4), 406a-406a, 2016

    The Japan Society for Clinical Immunology

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130005407769
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    0911-4300
  • Data Source
    J-STAGE 
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