P2-33 MTX関連リンパ増殖性疾患(MTX-LPD)の自然退縮に関与する免疫因子の検討  [in Japanese]

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Abstract

<p>  【目的】MTX-LPDはMTX投与中の関節リウマチ(RA)患者における,稀だが重篤な合併症である.一方でMTX中止により自然退縮する例も多く経験され,本研究では自然退縮に関与する免疫因子を検討した.【方法】MTX-LPDと診断したRA患者(n = 10)(MTX中止時=0週,4,12週後)と背景を揃えたRA患者(コントロール群,n = 10)の末梢血をフローサイトメトリー解析し,血清サイトカインをELISA法にて測定した.MTX-LPD群は12週で自然退縮したRegressive群(R群,n = 7)と自然退縮を認めなかったPersistent群(P群,n = 3)の2群に分類した.【結果】LPD診断時,R群において有意にリンパ球数低値を認め,Effector memory CD8+ T細胞(CD3+CD8+CD45RA-CCR7- cells, EM CD8+T)とTh1細胞(CD3+CD4+CXCR3+CCR6- cells)の割合はR群,P群の両群でコントロール群に比して低値だった.MTX中止後,R群でリンパ球数およびTh1,EM CD8+Tは増加したが,P群では増加を認めなかった.IFN-γ値はR群においてのみ有意に増加し,Th1,EM CD8+Tの細胞分画割合と正の相関を示した.【結論】MTX-LPDの自然退縮にはIFN-γおよびTh1細胞やEM CD8+T細胞などの細胞間バランスが寄与している可能性が示唆された.</p>

Journal

  • Japanese Journal of Clinical Immunology

    Japanese Journal of Clinical Immunology 39(4), 420a-420a, 2016

    The Japan Society for Clinical Immunology

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130005407904
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    0911-4300
  • Data Source
    J-STAGE 
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