奇抜な名前が社会的評価の印象形成に及ぼす影響  [in Japanese] The effect of unusual first name on impression formation of social evaluation  [in Japanese]

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Author(s)

    • 伊藤 資浩 Ito Motohiro
    • 中京大学大学院心理学研究科|北海道大学大学院文学研究科 Graduate School of Psychology, Chukyo University|Graduate School of Letters, Hokkaido University
    • 宮崎 由樹 Miyazaki Yuki
    • 中京大学心理学部|神奈川大学マルチモーダル研究所 School of Psychology, Chukyo University|Research Institute for Multimodal Sensory Science, Kanagawa University

Abstract

外見や社会的地位だけでなく名前そのものが対人評価に影響することがある。例えば,名前の魅力や流暢性の高さが付加価値となり,社会的な評価場面において好意的な印象が形成される。本研究では,名前の奇抜さが見た目の社会性,特にリーダーシップ性に及ぼす影響を検証した。具体的に,名前の奇抜さ(奇抜な名前・一般的な名前)と元々の見た目のリーダーシップ性の程度(低群・中群・高群)を実験要因として,被験者は呈示される若年者の顔画像と名前から見た目のリーダーシップ性の程度を評価した。その結果,元々の見た目のリーダーシップ性の程度に関わらず,一般的な名前に比べて奇抜な名前が呈示されたとき,リーダーシップ性は低く評価された。またこの効果は,高齢者の顔画像が呈示されたとき強く生じた。これらの結果は,近年のいわゆるキラキラネームは社会性評価において付加価値とならず,外見に関わらず非好意的な印象を生むことを反映している。

Journal

  • Proceedings of the Japanese Society for Cognitive Psychology

    Proceedings of the Japanese Society for Cognitive Psychology 2016(0), 140, 2016

    The Japanese Society for Cognitive Psychology

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