3 次元上の股関節の動きが大腰筋の伸張率に及ぼす影響

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書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Hip Joint Movement on Elongation Rate of the Psoas Major in Three Dimensions
  • ─数理モデルによる解析─
  • Analysis by Mathematical Model

抄録

<p>【目的】本研究の目的は,3 次元上の股関節の動きが大腰筋の伸張率に及ぼす影響を明らかにすることである。【方法】先行研究によって報告されたパラメータから,筋骨格モデルを作成した。数理モデルを用いて,股関節の角度を変化させたときの大腰筋の伸張率を検討した。解剖学的肢位での大腰筋の筋線維長を100% とした。【結果】大腰筋の伸張率は,股関節の伸展20 度のみ(104.8%)より,股関節の伸展20 度に外転20 度・内旋30 度を加えることでより高くなった(106.5%)。【結論】股関節の伸展のみと比較して,股関節の伸展に外転と内旋を加えたとき,大腰筋はより伸張される可能性がある。</p>

収録刊行物

  • 理学療法学

    理学療法学 43 (5), 404-411, 2016

    日本理学療法士学会

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キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679740276352
  • NII論文ID
    130005431702
  • DOI
    10.15063/rigaku.11204
  • ISSN
    2189602X
    02893770
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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