C<sub>5</sub>Ch<sub>5</sub>およびC<sub>6</sub>Ch<sub>6</sub> (Ch = S, Se, Te)の分子構造と芳香族性の評価

  • 川田 修太郎
    立教大学理学部化学科•未来分子研究センター,〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
  • 望月 祐志
    立教大学理学部化学科•未来分子研究センター,〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
  • 中野 克洋
    立教大学理学部化学科•未来分子研究センター,〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluations of Molecular Structure and Aromaticity of C<sub>5</sub>Ch<sub>5</sub> and C<sub>6</sub>Ch<sub>6</sub> (Ch=S, Se, Te)

抄録

<p> (CO)nで記されるCO単位の環状重合体であるオキソカーボンは長年関心を集めてきた.しかし,Oをカルコゲン原子Ch = (S, Se, Te)で置換した擬オキソカーボン類については,これまで系統的に理論計算による検討はなされてはいない.そこで今回,(CCh)n (n = 5,6)についてDFT計算による分子構造の最適化とNICS値の算定を試みた.最適化計算からは,カルコゲンが高周期になるにつれて構造の平面性が増すことが分かった.NICS値からは,(CTe)6でベンゼンに匹敵する芳香族性が示唆された.</p>

収録刊行物

参考文献 (17)*注記

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