生活道路のカラー舗装の導入に対する地域住民の賛同意識に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON THE APPROVAL OF LOCAL RESIDENTS IN INTRODUCTION OF COLOR PAVEMENT IN RESIDENTIAL STREET

抄録

わが国では,平成27年度に,交通安全上有効だとされるハンプや狭さくなどの物理的デバイスの基準作りが行われ,地区交通安全対策は大きな転換点を迎えている.今後ますますハード面での対策が推進されていく一方で,カラー舗装などの視覚的な効果に期待される交通安全対策も普及している.<br>本研究では,地域住民の参加が重要だとされる地区交通安全計画において,生活道路単路部の車道もしくは路側帯に連続的にカラー舗装する場合に着目し,カラー舗装の導入に対する地域住民の意識構造を把握し,その課題を検討した.結果として,カラー舗装の導入には,カラー舗装による速度抑制効果に対する意識が最も強く影響していることが明らかとなった.また,地域社会との関わり方や,生活道路に対する意識も影響していることが示唆された.

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