市街地内中小河川における沿川住民態度の要因分析-多自然化・親水整備の事後評価に向けて

  • 福嶋 恭正
    大阪市立大学大学院 工学研究科都市系專攻
  • 内田 敬
    大阪市立大学大学院 工学研究科都市系專攻

書誌事項

タイトル別名
  • CAUSAL ANALYSES OF ATTITUDES OF RESIDENTS ALONG THE MEDIUM AND SMALL SIZE RIVER—FOR THE POSTERIOR EVALUATION OF THE NATURE-FRIENDLY ENVIRONMENT AND THE WATER AMENITY
  • CAUSAL ANALYSES OF ATTITUDES OF RESIDENTS ALONG THE MEDIUM AND SMALL SIZE RIVER—FOR THE POSTERIOR EVALUATION OF THE NATURE-FRIENDLY ENVIRONMENT AND THE WATER AMENITY

抄録

近年の都市河川整備においては,治水や利水のみならず環境や親水利用に目を向けた取り組みがなされているが,沿川住民の評価が低く,水辺利用が進んでいない事例も見られる.<br>本研究は,新興市街地内中小河川における水辺整備を事例とする.事業実施から数年を経た区間の沿川住民へのアンケート調査を実施することにより,利用実態や水辺整備事業に対する態度を把握する.これらにより,都市河川の水辺整備における円滑な事業遂行や合意形成に向けた具体的方策として,沿川住民から高い評価を得て利用促進が図られるための手法の検討を行う.本稿では,沿川住民の水辺利用や水辺整備事業への態度に影響を及ぼす潜在要因を明らかにするための総合的分析に向けて,各要因の関係性について個別分析を行い,影響が大きい潜在要因の候補を抽出するものである.

収録刊行物

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参考文献 (1)*注記

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