観光を主産業とする島国の廃棄物排出量将来推計に関する研究 -グアムを例として-

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タイトル別名
  • Future Projection of Solid Waste Discharge in Island Country with Tourism as Main Industry - Case Study on Guam -

抄録

アメリカ準州のグアム島は、人口約16万人に対して年間約110万人の観光客が訪れており、その8割以上が日本の観光客である。旅行客が島に滞在すればその人が使用した物品が廃棄物となり,それらの物品やサービスを提供する過程でも廃棄物が発生する。また一方で,グアム住民にはスーパーマーケットやレストランで買い物や食事をするアメリカ本土の消費スタイルが定着し,ごみ発生量が多くなってきている。グアム島は資源や生産業を持たず海外から物資を多く輸入している。本研究では、グアムのごみ発生量が家計、政府、そして観光客の消費活動に由来し,消費を支えるグアム経済が観光客の支出に支えられていると仮定して,グアムの産業連関表の作成,将来人口の予測,観光業の発展シナリオの作成を行い,将来(2020年)までの家計消費からごみ排出量を推計した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205589594880
  • NII論文ID
    130005453509
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.23.0_81
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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