ある種のブロックグラフの次数保存クラスター係数極大性

• 深海 竜也

  九大

• 高橋 規一

  九大

書誌事項

タイトル別名

• Clustering Coefficient Local Maximality of Some Classes of Block Graphs

抄録

クラスター係数は，ネットワークがどの程度クラスター化されているかを表す１つの重要な指標である．現実の複雑なネットワークのほとんどはこのクラスター係数が大きいという性質を有している．以前に著者らは，グラフの各頂点の次数を変化させないような最小の辺の入れ替えを行ったときのクラスター係数の変化分を陽に示した．また，BAモデルの各頂点の次数を変化させずにクラスター係数を0.8前後まで大きくするアルゴリズムを与えた．本研究では，これらの結果を用いてクラスター係数に関する次数保存極大性という概念を導入し，ある種のブロックグラフが次数保存極大であることを示す．

収録刊行物

• 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集

  電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 393-393, 2011

  電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会

キーワード

• 理論・回路理論

詳細情報

• CRID: 1390001205665678080
• NII論文ID: 130005455564
• DOI: 10.11527/jceeek.2011.0_393
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可