2012年5月5日に発生したアンナプルナVI峰西壁の岩盤崩落に起因する岩屑なだれとセティ川を流下した土石流

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タイトル別名
  • Debris avalanches and the subsequent debris flow transformed from rock failure on the west face of Annapuruna IV, Nepal Himalayas

抄録

2012年5月5日午前9時頃,ネパール・ヒマラヤ中部のアンナプルナⅣ峰西壁が,幅約500m,比高1200m以上の規模で岩盤崩落し,岩屑なだれ・土石流となって下流側30km以上にわたって時速50km程度の高速で流下し70名以上の犠牲者をもたらした.ここでは,旧氷河湖堆積物を侵食しながら,ゴルジュ区間に突入した岩屑なだれが,土石流に変化し下流側に大きな被害をもたらした状況について,2012年6月に行った発生域から下流域にわたる上空および地上での調査結果を報告する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680673295488
  • NII論文ID
    130005457028
  • DOI
    10.14866/ajg.2012a.0_100168
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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