季節移動、日帰り放牧と気候及び草原生産力の関係
-
- うりやんはい なちんしょんほる
- 岡山大学大学院環境生命科学研究科
-
- 額爾 徳尼
- 東京大学大学院農学生命科学研究科
-
- るぶさんどるじ じゃるがるさいはん
- モンゴル国立科学アカデミー植物研究所
-
- 藤田 昇
- 総合地球環境学研究所
-
- 山村 則男
- 同志社大学文化情報学部文化情報学科
-
- 小長谷 有紀
- 国立民族学博物館
-
- 吉川 賢
- 岡山大学大学院環境生命科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Relationship between seasonal moving, daily herding and climate condition, grassland productivity
- モンゴル国での調査事例
- A case of Mongolia
抄録
本研究は,モンゴル国の草原にて,遊牧民に携帯させたGPSで季節移動,群れの中で放牧されているヒツジに設置したGPSロガーで日帰り放牧の経路を記録した.また、植生調査と遊牧民対象に聞き取り調査を実施した.その結果,季節移動の回数と距離が気候条件によって異なり,日帰り放牧が暖季に水と草原の生産力,寒季に気温に影響されていた.変動する環境条件に対する遊牧の適応が、草原生態系の持続性に寄与していると示唆された。
収録刊行物
-
- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
-
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2013 (0), 82-, 2013
日本文化人類学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205712068224
-
- NII論文ID
- 130005457449
-
- ISSN
- 21897964
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可