中学生と幼児のふれ合い体験における受け入れ側の課題
書誌事項
- タイトル別名
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- Problems in the acceptance side in early childhood education and care (ECEC) of junior high school students and children
- 聞き書き調査・質問紙調査から
- From questionnaires and interviews
抄録
目的 平成20年度告示の学習指導要領では,中学生と幼児のふれ合い体験が必修化され,今後多くの中学校でふれ合い体験が行われることが予測される。しかし,現状としてすべての幼稚園や保育所が体験を受け入れているわけではなく,受け入れをしている園においては少なからず負担が生じる。本研究では,ふれ合い体験の受け入れをしている園の保育者が抱える問題点を明らかにし,受け入れ園の拡大をめざすことを目的としている。<br>方法 東京近郊の中学校がふれ合い体験を行った4園の幼稚園に対して,ふれ合い体験前または後に園長や主任保育者を対象とした5~10分程度の簡単な聞き取り調査を行った。さらに,2園については,ふれ合い体験を直接担当した保育者を対象に質問紙調査を実施し,ふれ合い体験に関する保育者の意見を自由記述で求めた。<br>結果 受け入れ側が抱える問題点や意見として,次のことが明らかになった。・複数の中学校からの依頼が集中してしまい,園の行事との兼ね合いもあり受け入れには限界がある。・ふれ合い体験後,中学生がどのようなことを感じたのか園へのフィードバックがほしい。・他の園ではどのようなふれ合い体験をしているのか知りたい。・もっと中学校との事前の打ち合わせの時間がほしい。今後はこれらの問題点や意見を踏まえ,ふれ合い体験の改善に取り組んでいく。
収録刊行物
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- 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
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一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 66 (0), 200-, 2014
一般社団法人 日本家政学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680537726592
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- NII論文ID
- 130005470382
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可