バナジウム酒石酸触媒によるベンゼンの水酸化反応

• 市野 慶祐

  東京工業大学　大学院理工学研究科

• 荻原 仁志

  東京工業大学　大学院理工学研究科

• 山中 一郎

  東京工業大学　大学院理工学研究科

書誌事項

タイトル別名

• Hydroxylation of benzene by vanadium-tartalate catalyst

抄録

V₂O₅とDL-酒石酸、H₂O₂から合成したV化合物がベンゼン水酸化に対して触媒作用を示すことを見出した。このV化合物は水/アセトニトリル混合溶媒中、H₂O₂を酸化剤としてベンゼンを水酸化する。出発物質のV₂O₅、DL-酒石酸をそのまま用いても酸化活性は低く、単純にVに酒石酸が配位したものは活性種ではない。発表では、水酸化反応の詳細とV化合物のキャラクタリゼーションの結果について述べる。

収録刊行物

• 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集

  石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2013f (0), 126-, 2013

  公益社団法人 石油学会

詳細情報

• CRID: 1390282680565021056
• NII論文ID: 130005470567
• DOI: 10.11523/sekiyu.2013f.0_126
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可