局所沈下させた大型模型ベントナイト混合土層の亀裂発生と浸透性評価

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タイトル別名
  • Large Model Test on Crack Occurence of Bentonaite Mixed Soil Layer undergoing Local Settlement

抄録

 最終処分場では、浸出水の浸透拡散を防ぐために、遮水工として現地発生土にベントナイトを混合したベントナイト混合土(BMS)が広く利用されている。本研究では、地下水状態などが実際の処分場とは異なるものの、BMS層厚を実サイズの50cmとし、保護土層等をすることでBMSの含水比状態が締め固め時から大きく変化しないようにした屋外模型遮水工において、幅120cmで局所沈下深さを5cm、10cm、20cmに変えた沈下試験、および局所沈下深さが10cm、20cmの場合にジオネット(GN)の有無で沈下実験を行い、沈下挙動の把握を試みた。実験の結果、局所沈下量が増すにつれて、BMS層のたわみが大きくなり、亀裂が発生・進行しやすくなること、GNの有無を比較すると局所沈下量が等しい場合、GNの引張抵抗力によってBMS層のたわみ増加が抑制され、亀裂が発生しにくくなることがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205589173376
  • NII論文ID
    130005470955
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.24.0_485
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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