病院における安心感を与える誘導サインに関する研究(1)
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the Wayfinding Signage System to make patients reassure in the Hospital
- 筑波メディカルセンター病院の誘導サイン改善計画
- Work"Wayfinding Signage Project for Tsukuba Medical Center Hospital"with Research paper
抄録
本研究は筑波メディカルセンター病院におけるサインの現状や課題を明らかにし、分かりやすく誘導する方法を工夫したサイン改善計画を行うことである。それを通じ、来院者と筑波メディカルセンター病院のスムーズなコミュニケーションとより優しい環境を提供し、慌てなく道探しができる安心感を与える病院のサインを図ることを目的にする。病院は、病に対する漠然な不安感、治療にかかわる恐怖、病院の雰囲気などが原因で依然としてストレスを誘発しやすい環境である。特に大規模な病院では、検査や診療の場所が細分化されており、提供すべき情報の量が多い。従って、移動が多く、待機時間も長いので、診察や検査のための滞在時間が長くなる。スムーズではない移動のため、ストレスがさらに加重され、結果的に病院のイメージも信頼も損なう恐れがある。 <br> そのため、病院のサインを計画する際には患者の動線の理解した上、病院の構造が把握できる方法の工夫や患者の視線に合わせたサイン計画が必要と思う。本研究では対象にした病院の既存サインの問題点分析から、職員からのヒアリング、患者の動線分析、他の病院との比較調査などの後、改善計画提案を行った。<br>
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 61 (0), 100-, 2014
一般社団法人 日本デザイン学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205611077504
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- NII論文ID
- 130005471026
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可