走査型透過X線顕微鏡の微生物-金属-鉱物相互作用解明への応用
書誌事項
- タイトル別名
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- Application of scanning transmission X-ray microscopy into study on microbe-metal-mineral interaction
抄録
微生物-金属-鉱物相互作用は、微生物の普遍性や反応速度が大きい点などから地球表層における物質や元素の循環機構に大きな影響を与えている。例えば、バクテリアによる硫化鉱物溶解反応の場合、溶解速度は無菌状態の数十倍にも達することが報告されており、硫化鉱物溶解による鉱山周辺環境で問題となる酸性廃水生成などに大きく寄与している。しかし、直接分析の困難さなどから、この微生物による金属-鉱物相互作用には未解明な点が多い。つまり、反応は微小領域である微生物-鉱物付着面で起きており、従来のバルク分析だけでは微生物-金属-鉱物相互作用を詳細に解明できない。本研究で我々は、走査型透過X線顕微鏡(STXM)を用いることでナノスケールで微生物細胞周辺の有機物成分を決定し、より詳細に反応メカニズムを解明することを試みた。
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 29-, 2014
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680714064000
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- NII論文ID
- 130005482280
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可