Mn触媒による酸素を酸化剤に用いたアルキル芳香族の選択的酸化反応

DOI
  • 桑原 泰隆
    大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻
  • 吉村 幸紘
    大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻
  • 山下 弘巳
    大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Selective oxidation of alkylaromatics using molecular O<sub>2</sub> over supported Mn catalysts

抄録

石油化学で得られるアルキル芳香族化合物からケトン化合物を得るためには選択的な酸化反応が必要とされるが、現行のプロセスでは化学量論比の酸化剤 が利用されている。本研究ではクリーンな酸化反応を実現すべく、担持Mn触媒を用い、酸素を酸化剤としたアルキル芳香族の酸化反応について検討した。IR、XAFSなどの分光分析の結果、触媒表面に形成されたMn錯体が本反応における反応活性種であることが突き止められた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205587150080
  • NII論文ID
    130005484560
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2015.0_21
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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