中空構造を有する酸化チタン内包シリカ粒子光触媒の開発と光触媒特性評価

DOI
  • 桑原 泰隆
    大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル生産科学専攻 京都大学触媒電池研究拠点(ESICB)
  • 住田 裕樹
    大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル生産科学専攻
  • 山下 弘巳
    大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル生産科学専攻 京都大学触媒電池研究拠点(ESICB)

書誌事項

タイトル別名
  • Development of TiO2 photocatalyst encapsulated in hollow silica particles and evaluation of its photocatalytic activity

抄録

油-水エマルジョンを利用した簡便な合成法により、酸化チタン粒子を内包した中空シリカ粒子を調製した。SEM/TEM分析の結果、シェルは厚さ10-20 nmの多孔質シリカで構成され、酸化チタンは構造を維持したまま内部に内包されていることがわかった。このような中空構造を有する光触媒は原料の酸化チタンに比べて有機物を効率的に吸着・濃縮し、二酸化炭素への完全酸化を促進する働きがあることが明らかになった。<br>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205677537408
  • NII論文ID
    130005489268
  • DOI
    10.14886/sssj2008.35.0_233
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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