モンゴルテレルジ国立公園におけるシベリアカラマツと温帯草原の移行帯におけるその年齢構造  [in Japanese] Age structure of <i>Larix sibirica</i> in ecotone stands between <i>Larix</i> forest and steppe  [in Japanese]

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Abstract

モンゴルの北部には草原と森林のエコトーン域がある。本研究はシベリアカラマツ林と草原のエコトーンにおける樹木の年齢構造を明らかにすることを目的とする。調査地のテレルジはウランバートルの北東部に位置する。エコトーン4ヶ所(No1~4)において、100mのラインを設置し、毎木、実生調査をした。4ヶ所の森林面積はそれぞれ異なりNo4の森林面積最も大きい。シベリアカラマツのサイズ構造は全体的に一山型の分布を示した。またNo4で草原側から森林内にかけて種構成の変化が見られ、50mと100mの地点で<i>Pinus sibirica</i>がやや多く出現した。年齢構造は更に一山型になり、No1は28~38才、No2は38~49才、No3は65~80才、No4は51~65才ピークがあった。No2、3、4では少数ではあるが、100才以上の個体が見られた。これらの老齢個体は、森林のより内部で多かった。以上のことから、エコトーン域のカラマツは火事などの攪乱後一斉更新していると考えられる。また攪乱頻度はエコトーンからの距離で異なり、森林内ほど攪乱頻度が低く、このことが森林種構成(<i>Pinus sibirica</i>が多い)にも影響している可能性がある。

[in Japanese]

Journal

  • The Japanese Forest Society Congress

    The Japanese Forest Society Congress 126(0), 292, 2015

    THE JAPANESE FORESTRY SOCIETY

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