スウェーデンにおける資源採取を伴う野外活動の行動規範―森林訪問者へのアンケート調査から―
書誌事項
- タイトル別名
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- Norm of outdoor activity associated with collecting NTFPs in Sweden; A questionnaire survey for visitors to forest park
抄録
北欧諸国では、土地の所有にかかわらず一般公衆が林野に立ち入り、ベリーやキノコを採取することが万人権として認められるいっぽう、所有権との対立、資源の過剰利用、自然環境の劣化、遭難などの社会的な問題を引き起こすことが懸念される。採取を伴うレクリエーション活動の実態と行動規範を明らかにするため、スウェーデンの大都市近郊および地方都市近郊の森林においてアンケート調査を実施した。その結果、大都市近郊、地方都市のいずれにおいても、問題を経験した人はまれであることが分かった。これに対して、概して採取活動の頻度およびそれへ生活上の依存度は低く、土地所有権や自然環境を害さないような配慮がなされている実態が明らかになり、社会的な問題が発生しにくいような行動規範が存在することが確認された。行動規範の大部分を形成しているのは、大都市近郊、地方都市のいずれにおいても、家族内での継承・コミュニケーションによるものであるが、大都市においては、学校等での教育も重要な位置付にあることが分かった。
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 825-, 2015
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205710905984
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- NII論文ID
- 130005491365
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可