ETC2.0 プローブデータを活用した都市間高速道路における休憩行動実態把握
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis on the Resting Behavior of Inter-urban Expressway Users with ETC2.0 Probe Data
抄録
本研究は,都市間高速道路における休憩行動の実態が体系的には明らかではない背景の下,休憩行動のモデル化の前段として,ETC2.0 プローブデータの走行履歴情報を利用したトリップ毎の休憩行動データベース構築手法を検討し,休憩行動抽出に際しての走行履歴情報の特性把握,休憩行動の定量的な把握と,基礎分析を通じてモデル化に向けた知見の整理を行った。 休憩行動データベース構築にあたっては,非渋滞時では高い精度で休憩行動を抽出できた。また,「通過」と「休憩」の判定が難しい渋滞時に対しても,簡易な判定方法を示した。また,基礎分析を通して,車種構成の偏りや日跨ぎのトリップの不生成などの,現状での ETC2.0 プローブデータ利用の留意点や,休憩時間分布や休憩回数等の基礎集計結果,1 トリップ中の複数回休憩の関係性などの知見を得た
収録刊行物
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- 交通工学論文集
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交通工学論文集 3 (4), A_36-A_45, 2017
一般社団法人 交通工学研究会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680735429632
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- NII論文ID
- 130005530984
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- ISSN
- 21872929
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可