中高年女性における生涯運動歴の全身身体組成・骨密度に及ぼす影響

• 赤嶺 卓哉

  鹿屋体育大学大学院体育学部 鹿屋体育大学保健管理センター

• 安部 孝

  鹿屋体育大学大学院体育学部

• 藤田 英二

  鹿屋体育大学大学院体育学部

• 高井 洋平

  鹿屋体育大学大学院体育学部

• 添嶋 裕嗣

  鹿屋体育大学大学院体育学部 鹿屋体育大学保健管理センター

• 藤井 康成

  鹿屋体育大学保健管理センター

• 中谷 深友紀

  鹿屋体育大学大学院体育学部

• 原村 未来

  鹿屋体育大学大学院体育学部

• 金久 博昭

  鹿屋体育大学大学院体育学部

• 川西 正志

  鹿屋体育大学大学院体育学部

• 福永 哲夫

  鹿屋体育大学大学院体育学部

Bibliographic Information

Other Title

• ―DXA法による測定を含めて―

Abstract

【はじめに】中高年女性における生涯運動歴の全身身体組成・骨密度（BMD）に及ぼす影響についてDXAを用いて調査し，報告する．【対象と方法】中高年女性61名を，週3時間以上の生涯運動歴を有するA群31名（平均64.0±9.1歳）と平均週3時間未満であるB群30名（平均66.4±8.0歳）とに分け，全例に対しDXAを用いた全身身体組成・BMD測定を行い，両群を比較した．【結果】（1）両群間の全身身体組成では，統計学的に有意な差異を示す項目はなかった．（2）両群間の部位別BMDにおいては，A群の胸椎・腰椎・骨盤・脚部・頭部以外BMDの各平均値は，B群に比しそれぞれ有意な高値を示した（いずれもp＜0.05）．【考察とまとめ】日間平均約30分以上の様々な生涯的運動の継続は，特に体幹・下肢のBMDの維持に有効であることが示唆された．

Journal

• Orthopedics & Traumatology

  Orthopedics & Traumatology 66 (2), 353-355, 2017

  West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology

Keywords

• bone mineral density
• dual energy X-ray bone absorptiometry
• middle-the aged women
• exercise history

Details

• CRID: 1390282679917146752
• NII Article ID: 130005632151
• DOI: 10.5035/nishiseisai.66.353
• ISSN: 13494333
• ISSN: 00371033
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/66/2/66_353/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2017258054
• Text Lang: ja
• Data Source:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• Abstract License Flag: Disallowed