書誌事項
- タイトル別名
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- An Organic-Inorganic Hybrid Thermo-Responsive Valve
- ユウキ-ムキ ハイブリッドガタ カンオンセイ バルブ
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抄録
細孔径が1–3 nm程度の多孔質ガラス表面にトリチオカルボネート型の連鎖移動剤を導入して,可逆的付加–開裂連鎖移動(RAFT)型ラジカル重合によるgrafting from法でポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)のグラフトを行った.PNIPAMは水中で32°C付近に下限臨界溶液温度(LCST)を示す.PNIPAMはLCSTより低い温度で水和して広がったコンホメーションになるため,細孔が塞がれる.LCST以上で脱水和してPNIPAM鎖は収縮するため,細孔が開く.したがってLCSTより低温で細孔バルブの閉鎖により,低分子化合物の膜透過は抑制されるが,LCSTより高温で細孔バルブが開くために,低分子化合物は膜を透過する.このようにPNIPAM鎖をグラフトした多孔質ガラスは,温度による透過のオン–オフ制御を行うことができた.
収録刊行物
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- 高分子論文集
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高分子論文集 74 (3), 182-187, 2017
公益社団法人 高分子学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206526710400
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- NII論文ID
- 130005678938
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- NII書誌ID
- AN00085011
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- ISSN
- 18815685
- 03862186
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- NDL書誌ID
- 028301574
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可