書誌事項
- タイトル別名
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- Rapid Identification Method of <i>Omphalotus japonicus</i> by Polymerase Chain Reaction-Restriction Fragment Length Polymorphism (PCR-RFLP)
- PCR-RFLP ニ ヨル ツキヨタケ ノ ジンソク ハンベツホウ
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抄録
<p>ツキヨタケは,シイタケやヒラタケ,ムキタケと誤認されやすい毒キノコの一種で,日本でのキノコによる食中毒の主要な原因キノコである.本研究では,ツキヨタケを迅速に判別する分子生物学的手法としてPCR-RFLPを用いた判別法を構築した.Sau96I, Bpu10I, SfcI, DrdI/HincIIの4組の制限酵素を用いたPCR-RFLPにより,有毒のツキヨタケと食用キノコのシイタケ,ムキタケ,ヒラタケを明確に判別することに成功した.また,加熱調理や消化によりDNAの一部が断片化した試料でも判別可能な200 bp程度の領域を対象としたShort PCR-RFLPも構築し,リアルタイムPCRによる確認試験法についても検討した.これらは,ツキヨタケが疑われる食中毒事例の原因究明に有効な検査法として有用と考えられた.</p>
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 58 (3), 113-123, 2017
公益社団法人 日本食品衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679204102016
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- NII論文ID
- 130005712470
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 028378116
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- PubMed
- 28690301
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可