「美味しさ」と「共食」に関する研究

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タイトル別名
  • Stady of pleasingness and partake of a repast

抄録

【背景と目的】一人での食事は味気ない。家族・親しい友人・仲間との食事は美味しい。このように摂食行動は他者の存在の有無により影響を受ける。摂食量の増加(社会的促進)、料理という共通の話題があることによる会話の増加、不定愁訴の軽減など共食には多数のメリットが報告されている。しかし、全くの他人あるいは親密性の低い人との共食でおいしさが増すことが少ないことをわれわれは経験している。そこで「食の環境」の一因子として他者との共食時の心的・身体的変化を調査することにより、最適な食環境のあり方を検討することとした。【方法】対象者は18~19歳の健常な女子大学生8ペア、16名とした。嗜好調査用の食品は、3種類とした。①食パン6枚切りの耳を切り落とした10cm×10cmを1枚(敷島製パン株式会社)②グミを3粒(株式会社明治)③米菓1枚(亀田製菓株式会社)。実験条件は、4条件を設定した。孤食は、1人で嗜好調査した。共食は、友人と2人で嗜好調査、他人の中での孤食は、被験者1名と他人2人の合計3人で嗜好調査、他人との共食は、友人同士の2人と他人2人の合計4人で嗜好調査を行った。VASと閾値検査(電気味覚計)を行った。【倫理的配慮】新潟医療福祉大学倫理委員会承認 【結果と考察】実験・解析進行中である。目的に照らした結果および考察を報告予定。本研究は江頭ホスピタリティ事業振興財団の助成を受けたものである。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680538534784
  • NII論文ID
    130005790846
  • DOI
    10.11428/kasei.69.0_285
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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