発症後2日経過していたが腸管温存できた上腸間膜動脈塞栓症の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Two Days After Symptom Onset was Not Too Late to Obviate Intestinal Resection: A Case of Superior Mesenteric Artery Embolism
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抄録
<p>症例は70歳代,男性。上腹部痛で発症し,前医で行った造影CT検査で上腸間膜動脈塞栓症を認め発症2日後に当院紹介受診となった。外来受診時の臨床所見,血液検査および画像検査から明らかな腸管壊死を示唆する所見はなく,血管造影を行った。血管造影では,上腸間膜動脈本幹の中結腸動脈分岐部から血栓閉塞を認めた。ウロキナーゼを動注するとともに冠動脈用血栓吸引カテーテルを用いて血栓吸引を行い上腸間膜動脈の血流再開が得られた。最終的に腸管切除術を回避することができた。上腸間膜動脈塞栓症については早期診断とともに閉塞部位に応じた早期血管内治療が腸管温存につながると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 37 (3), 467-470, 2017
日本腹部救急医学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390001204737137536
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- NII論文ID
- 130005834746
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可