書誌事項
- タイトル別名
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- Vascular Imaging in Surgical Simulation for Brain Tumor
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抄録
<p> 脳腫瘍の手術検討において, 周辺血管の局在や走行を把握することはきわめて重要である. 血管情報はさまざまな画像検査から得られるので, 画像情報の特性を理解しておくことが必要である. 手術検討では, 腫瘍周囲やアプローチルートに関わる正常血管や異常血管の同定, およびそれらの血管の血行支配領域の把握が基本となる. 多数の血管が空間的に複雑に関与している場合には, 複数の画像データを融合させた融合三次元画像による観察が有用である. </p><p> 本稿では, 脳腫瘍手術検討における医用画像の血管描出能とその限界や特性, 融合三次元画像の有用性などに関して, 具体的な症例を挙げて概説する.</p>
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 26 (7), 480-487, 2017
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679385229056
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- NII論文ID
- 130005858833
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可