書誌事項
- タイトル別名
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- Inhibition of Postoperative Recurrence of Eosinophilic Chronic Rhinosinusitis (ECRS) Using Local Steroid Treatment
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抄録
<p>好酸球性副鼻腔炎(eosinophilic chronic rhinosinusitis,以下ECRS)は難治性で内視鏡下副鼻腔手術(endoscopic sinus surgery,以下ESS)の後に再燃することが少なくない。今回我々は,ECRS術後の再燃をコントロールするために,ECRS再燃例24例に対してトリアムシノロンアセトニド注射液(ケナコルト®)添加サージセル®を篩骨洞,嗅裂に留置する処置を行い,その効果を検討した。1度処置を行ったA群と2週間の間隔で2度処置を行ったB群を比較すると,2週間後では自他覚所見ともに有意に改善効果が得られた。しかし,1度目の処置後4週間ではB群では改善効果は維持されたが,A群では減弱する傾向が得られた。1度目の処置後4週間に測定した血中ACTHとコルチゾール値は正常範囲であり,ステロイド薬による副作用の危険性は少ないと考えられた。ECRS術後の再燃時に経口ステロイド薬を使用しないで,局所ステロイド処置でコントロールできる可能性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本鼻科学会会誌
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日本鼻科学会会誌 56 (2), 97-102, 2017
日本鼻科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204738229248
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- NII論文ID
- 130005865215
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- ISSN
- 18837077
- 09109153
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可