土壌動物をめぐる生態学的研究の最近の進歩
書誌事項
- タイトル別名
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- Recent progress in ecological studies of soil fauna
- ドジョウ ドウブツ オ メグル セイタイガクテキ ケンキュウ ノ サイキン ノ シンポ
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抄録
土壌動物の生態学的研究における近年のトピックとして、地球環境変動などの撹乱を視野に入れた土壌動物の分解過程や炭素動態に与える影響の評価、群集生態学における進化的アプローチ、安定同位体解析や新たな形質をベースとした手法の導入、生態系の地上部と地下部の連携の詳細なプロセスの実験的検証などがあげられる。本総説では、これらに関連する次の6つのトピック、分解における土壌動物の機能、ミミズの炭素隔離、ミミズの群集形成プロセス、トビムシにおける形質ベースアプローチ、安定同位体を用いた土壌動物の食性解析、土壌動物が植物に及ぼす影響について近年の研究成果をレビューした。
収録刊行物
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- 日本生態学会誌
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日本生態学会誌 67 (2), 95-118, 2017
一般社団法人 日本生態学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204291276544
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- NII論文ID
- 130005893362
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- NII書誌ID
- AN00193852
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- ISSN
- 2424127X
- 00215007
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- NDL書誌ID
- 028443245
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可