住商混在型木密地域におけるリノベーション構法とその集積効果

書誌事項

タイトル別名
  • Renovation method and agglomeration effect in dense residential and commercial mixed use areas of wooden houses
  • スミショウ コンザイガタ モクミツチイキ ニ オケル リノベーションコウホウ ト ソノ シュウセキ コウカ

この論文をさがす

抄録

木密地域である神楽坂地域では,既存木造建築の改修・用途変更による商業店舗が増加し,来街者の多い住商混在エリアを形成している。これらのリノベーションは建物や環境を維持しながらエリアの活性化に資する可能性を持っている。本研究では特に近年この傾向が顕著な神楽坂上を対象としてエリア特性や建物属性を把握し,その分布や集積の実態を明らかにした。用途変更を含めた木造建築の活発な更新実態,花街エリアである神楽坂下との地域的差異,改修工事における課題や施工方法・体制の一端を示した。また比較対象として木密地域のリノベーションが活発な大阪の中崎町・空堀地区などの分析を行い,用途や分布の傾向などを考察した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ