復興住宅の断熱気密等環境性能の実態

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タイトル別名
  • State of performance on insulation and airtight of houses for victims
  • 復興住宅の断熱気密等環境性能の実態 : 東日本大震災復興住宅の断熱気密施工に関する実態調査
  • フッコウ ジュウタク ノ ダンネツ キミツ トウ カンキョウ セイノウ ノ ジッタイ : ヒガシニホン ダイシンサイ フッコウ ジュウタク ノ ダンネツ キミツ セコウ ニ カンスル ジッタイ チョウサ
  • 東日本大震災復興住宅の断熱気密施工に関する実態調査
  • surveys on insulation and airtight constructuon in houses for victims of great east Japan earthquake

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抄録

本研究は，東日本大震災の復興住宅の環境性能の向上が，被災者の健康的な生活の基礎となることを最終的な目標としている。震災後3 年が経過し，敷地の確保，材料不足，工賃の高騰が，復興住宅建設の課題となっている中，断熱気密性能等の環境性能の向上と普及のために，以下の研究を行った。地域型復興住宅生産グループへの環境性能に関するアンケート調査では，復興住宅建設の遅れと環境性能の多様性が明らかとなった。復興住宅の環境性能測定でも，気密性能（c値）の多様性：0.27～5.14（cm/㎡）が明らかとなった。簡易気密測定方法の開発と検証では，厨房ファンによる簡易測定の可能性が確認され，簡易気密測定法の普及と気密性能担保の基礎が得られた。

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