城南住宅組合の活動と住環境の形成・維持に関する歴史的研究 The activities and conservation of residential environments in Jonan Housing Union

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抄録

本研究は,城南住宅組合を対象に組合活動を通時的に分析し,住環境を下支えしてきた土地所有の状況など明らかにすることで,住環境の形成・維持へとつながる住民主体のまちづくりへの知見を得ることである。組合の活動記録の一次史料と土地所有形態の変遷を調べることで,理想的田園生活を目指した城南住宅組合は当初こそ別荘利用の形態で住宅地化が進まなかったものの,戦中,戦後より住宅地として居住実態が伴ってくると,当初より定めた規約による各住宅地での環境整備が進んだ。共同借地経営の住宅組合という組織ではあるが,土地所有など前提となる経営基盤が大きく変化する中で,住環境維持を目標にしつつも,居住者のコミュニティ活動を相互補完的に行う中で,組織活動を継続してきていることがわかった。

In this paper, we bring out the achievements of Jonan Housing Union since 1924. As a result of historical surveys, it hasn't advanced residential district but cottage area at first. The turning point was the payment in kind of the land by the landowner since 1955. Therefore, Jonan Housing Union has weakened joint tenancy by gradation. On the other hand, they continued as organization to aim for conservation of residential environments with community activity.

収録刊行物

  • 住総研研究論文集

    住総研研究論文集 41(0), 181-192, 2015

    一般財団法人 住総研

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    130005955800
  • NII書誌ID(NCID)
    AA12564847
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    2187-8188
  • NDL 記事登録ID
    026380300
  • NDL 請求記号
    Z16-903
  • データ提供元
    NDL  J-STAGE 
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