自己管理スキル尺度を応用した身体活動自己管理能力尺度の開発とその信頼性・妥当性の検討

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a Physical Activity Self-Management Agency Scale that Includes Self-Management Skills and Investigation of Its Reliability and Validity

この論文をさがす

抄録

<p>目的:自己管理(認知的)スキルに着目した身体活動自己管理能力尺度を開発し,尺度の有用性を検討する。<br>方法:A大学の学生を対象とした。項目分析,探索的因子分析,確証的因子分析を用いて因子モデルを構築し,信頼性,妥当性の検討を行った。一般的自己管理能力,身体活動との関連性から有用性を検討した。<br>結果:分析の結果,4因子11項目モデルが構築された(GFI = .955,AGFI = .926,RMSEA = .038)。尺度のCronbach’s α 係数は .865で,運動の継続期間で尺度得点に有意差を認めた。一般的自己管理能力よりも身体活動自己管理能力が,運動の継続期間と関連性を有していることが示された(β = .319,p< .01)。<br>結論:尺度の構成概念妥当性および外的基準による妥当性,信頼性が確認され,身体活動自己管理能力は一般的自己管理能力よりも運動の継続期間に説明力をもつことが示され,有用性が示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ