GERDの内科的治療の進歩

  • 飯島 克則
    秋田大学大学院医学系研究科消化器内科・神経内科学講座

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  • Recent advance in medical treatment for GERD

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抄録

<p>最近のGERD診療では,従来のプロトンポンプ阻害剤(PPI)では治癒に至らない,または症状の残存するPPI抵抗性GERDがかなり含まれていることが認識され,それに対する対策が課題となっている.これに対して,24時間pH-インピーダンスモニタリング法を中心とした精密検査を用いて,PPI抵抗性GERDの病態解明が進むとともに,従来のPPIより酸分泌抑制作用の強いカルシウム競合型アシッドブロッカー(P-CAB)の登場で,治療薬の選択肢が広がっており,PPI抵抗性GERD診療の一助となっている.</p>

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