地区計画策定手続の意義と実態に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study on Significance and Actual Condition of Making Process of District Plan
  • From the Perspective of Circumstances and Intentions Leading to the Establishment of District Planning System, and Survey Results from Local governments throughout the Coun
  • 地区計画創設時の経緯と意図及び全国自治体調査を通して

抄録

本研究では、第1に、地区計画策定手続の意義と特徴を地区計画創設の経緯と意図を検討することにより明らかにしている。具体的には、学界や国会の審議内容などを検討し、A.財産権の制限に対する利害関係者の擁護と、B.市民参加の実現という地区計画策定手続の意義を明らかにしている。また、特徴については、地区計画創設にあたり参照されたドイツのBプランと法律に定められた地区計画策定手続の規定内容を比較することにより明らかにしている。第2は、地区計画創設当時に想定されていた上記の意義と特徴の要点が、現在の市町村においてどのように運用されているのかを市町村に対するアンケート調査により示している。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 52 (3), 632-639, 2017-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

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