外洋水中鉛の簡便定量分析法の確立と日本海溝における鉛とその安定同位体比の分布

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Establishment of a simple method for determination of Pb in open ocean water and the distribution of lead and the stable isotopic ratios in the Japan Trench.

抄録

<p>鉛(Pb)は、分布の時間変化から物質循環を捉える遷移トレーサー(過渡的トレーサー)として有用であると期待される。そこでキレート樹脂カラムを用いたシンプルな定量分析法を確立することを目的とし、分析法の正当性を裏付けるためのデータを取得した。また、Pbの安定同位体(204Pb, 206Pb, 207Pb, 208Pb)は多様な人為的発生源に応じて特徴的な同位体比の値を示すことが知られている。そこで、本研究では我々が別途開発したPb同位体比分析法も活用し、日本海溝におけるPbとその同位体比の分布解明を行った。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680714433664
  • NII論文ID
    130006198826
  • DOI
    10.14862/geochemproc.64.0_51
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ