有機排水を冬期も含めて長期間安定して浄化できる多段型の伏流式人工湿地ろ過システム  [in Japanese] Multi-stage subsurface flow constructed wetland systems for organic wastewater treatment with stable performance for long term including winter season  [in Japanese]

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Abstract

酪農施設,養豚場,養鶏場などから排出される汚水は,生活排水よりも有機物濃度が高く,そのまま放流されると地下水や河川の汚濁源となるため,低コストで省力的な汚水処理法が求められている。伏流式人工湿地(Subsurface flow constructed wetland)はヨシなどを植栽した砂利や砂の層で汚水をろ過して水を浄化する手法であり,生活排水や産業排水などを経済的に浄化する手法として1970年代以降にヨーロッパをはじめ世界中に広がってきた新しい技術である。筆者らは,2005年から北海道や東北の寒冷地において畜産排水などの高濃度の有機排水を処理する伏流式人工湿地システムを開発し,好気・嫌気の多段型ろ床からなるハイブリッド構造の採用や,目詰まりや凍結を回避する独自の工夫などにより,面積あたりの浄化効率を高め,適用対象と適用地域を拡大してきた。本稿では,実規模で稼働しているシステムの性能について冬期を含めて長期間評価することにより,このシステムが畜産系有機排水を浄化する実用技術として安心して提供できることを紹介する。

Journal

  • Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition

    Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition 87(6), 467-471, 2016

    Japanese Society of Soil Science and Plant Nutrition

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130006221587
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00195767
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • ISSN
    0029-0610
  • NDL Article ID
    027822537
  • NDL Call No.
    Z18-331
  • Data Source
    NDL  J-STAGE  JASI 
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