リアルタイムPCRを用いた長時間培養におけるメタン発酵状態の評価

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タイトル別名
  • Evaluation of condition of methane fermentation in long-term culture using real-time PCR

抄録

様々な操作条件によるメタン発酵の状態をmcrA gene量の変化で評価した。<br> 回分実験によって、初発pHとメタン発生の関係をmcrA gene量で評価すると、初発pHが高い場合は、mcrA geneの増加が認められた。しかしながら、初発pHが低い場合は、mcrA geneが検出されず、メタン発生も起こらなかった。このことは、一時的にpHが高まった場合、メタン発酵の状態を回復させることができるが、pHが低下した場合は、メタン発酵の状態を回復させることができない可能性を示唆している。本研究では、連続発酵実験によって、pHによるダメージからの復帰をmcrA gene量の変化で把握することを試みた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205590590208
  • NII論文ID
    130006230039
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.28.0_263
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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