光励起三重項電子スピンを用いた動的核偏極による室温での¹Hスピン偏極率40%の達成

• 立石 健一郎

  理研RNC

• 根来 誠

  阪大基礎工

• 西田 辰介

  愛知工工

• 香川 晃徳

  阪大基礎工

• 森田 靖

  愛知工工

• 北川 勝浩

  阪大基礎工

• 和田 智

  理研RAP

• 上坂 友洋

  理研RNC

書誌事項

タイトル別名

• Realization of ¹H spin polarization of 40% at room temperature with dynamic nuclear polarization using photo-excited triplet electron spin

抄録

室温・0.67テスラ下で、^1^Hスピン偏極率を40%まで向上させることに成功しました。ペンタセンをドープしたp-ターフェニルの単結晶に、光励起三重項電子スピンを用いた動的核偏極という手法を適用しました。これまで本手法の到達偏極率は10%程度でしたが、試料の部分重水素化や高繰返しレーザーの開発によって、最大偏極率を大幅に向上させることに成功しました。

収録刊行物

• 日本物理学会講演概要集

  日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1031-1031, 2016

  一般社団法人 日本物理学会

キーワード

• 磁気共鳴一般
• その他
• 核磁気共鳴

詳細情報

• CRID: 1390282680937442688
• NII論文ID: 130006243679
• DOI: 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_1031
• ISSN: 21890803
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可