Ta2NiSe5の3鎖ハバード模型における励起子状態と励起子揺らぎによる超伝導II

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タイトル別名
  • Excitonic state and superconductivity due to the excitonic fluctuation on the 3-chain Hubbard model for Ta2NiSe5 II

抄録

<p>前回の講演に引き続き、近年注目を集めている励起子絶縁体の候補物質Ta2NiSe5に対する3鎖ハバード模型の下で、圧力印加に伴って発現する非自明なFFLO励起子相の熱力学的安定性と、その周辺で発現が期待される超伝導の励起子揺らぎ機構について議論する。本研究では前回考慮したサイト間クーロン相互作用に加え、電子格子結合を導入することで、圧力下の電子状態や構造相転移をより現実的に議論するとともに、励起子揺らぎの発達や超伝導との関係を明らかにする。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205959918080
  • NII論文ID
    130006244527
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_1827
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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