反強磁性多層ディラック電子系EuMnBi₂における磁気秩序に依存したランダウ準位構造の観測

• 増田 英俊

  東大工

• 酒井 英明

  阪大理:東大物性研

• 高橋 英史

  東大工

• 徳永 将史

  東大物性研

• 三宅 厚志

  東大物性研

• 秋葉 和人

  東大物性研

• 十倉 好紀

  東大工:理研CEMS

• 石渡 晋太郎

  東大工:東大物性研:JST-PRESTO

書誌事項

タイトル別名

• Magnetic-structure dependent Landau level structure of a multilayered Dirac material EuMnBi₂ detected by SdH oscillation

抄録

EuMnBi_2_はビスマス正方格子上の擬2 次元的なディラック電子がEu/Mn スピンの反強磁性秩序と結合し，磁場中スピンフロップ相における層間抵抗率の増大やホール抵抗率の量子化などの興味深い磁気抵抗現象を示す．本研究では傾斜磁場下での磁気抵抗の詳細な測定により擬2 次元的なフェルミ面に由来する量子振動を観測し，ランダウ準位の構造が磁気秩序に依存して変化することを見いだした．

収録刊行物

• 日本物理学会講演概要集

  日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2282-2282, 2016

  一般社団法人 日本物理学会

キーワード

• p電子系
• その他
• 伝導，磁化，及び熱測定
• トポロジカル物質

詳細情報

• CRID: 1390001205958355328
• NII論文ID: 130006244950
• DOI: 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2282
• ISSN: 21890803
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可