中性子過剰Nd同位体の変形進化における十六重極変形の効果

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タイトル別名
  • Role of Hexadecupole deformation in the shape evolution of neutron-rich Nd isotopes

抄録

<p>不安定核における変形進化の研究は四重極変形を中心に行われてきたが、より高次の十六重極変形のような変形が発現すれば、これも核子軌道に変化を引き起こし得るため重要である。安定核においては、例えばNdで大きな十六重極モーメント(β_4∼0.07)が観測されており、中性子過剰同位体でこれがどのように変化し、どのように核子軌道に影響するか興味深い。我々は理化学研究所のRIBFで中性子過剰Z∼60同位体を生成し、EURICAを用いてアイソマー核分光を行った。その結果発見されたアイソマーの励起エネルギーの系統性は、理論計算との比較により十六重極変形によって説明できるという結果が得られたのでこれについて発表する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680936126208
  • NII論文ID
    130006245533
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_275
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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