斥力ハイゼンベルクスピン模型の反強磁性相とガラス・ジャミング相

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Antiferromagnetic and glass/jamming phases of a repulsive Heisenberg spin model

抄録

<p>我々は回転自由度のガラス・ジャミング状態についての有効スピン模型を構成し、数値シミュレーションによる解析を行っている。これまでT=0でのジャミング状態について報告してきた。今回、立方格子斥力ハイゼンベルクスピン模型の有限温度における秩序化と、ガラス・ジャミング状態の双方に得られた結果を報告する。有限温度でのMCシミュレーションにより、熱平衡状態を保ちながら系を圧縮していくと、反強磁性のオーダーがたちあがることがわかった。しかし、急圧縮するとこの反強磁性相のドメイン成長は途中で停止し、秩序が短距離にとどまってしまうことがわかった。この現象とジャミング転移との関係について解析し、発表する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205959936640
  • NII論文ID
    130006245632
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2814
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ