Discovery of a keV-X-ray Excess in RX J1856.5-3754

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  • 単独中性子星RX J1856.5-3754からのkeV X線超過成分の発見

Abstract

<p>RX J1856.5-3754は近傍(~120 pc)の単独中性子星で、複数のX線天文衛星で繰り返し観測されている。そのスペクトルは温度kT〜32 eVと63 eVの2温度黒体輻射モデルで近似されることが知られており、軟X線検出効率の較正に用いられてきた。本研究で、すざく及びXMM Newton衛星のデータを網羅的に解析した結果、1keV以上に2温度黒体輻射では再現できない超過成分があることを発見した。検出効率の不定性、バックグランド、パイルアップ、混入天体などの可能性をそれぞれ検証した結果、いずれでも説明できない。この超過成分の起源に関して議論する。</p>

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  • CRID
    1390282680935213056
  • NII Article ID
    130006246109
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_392
  • ISSN
    21890803
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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