雑音あり量子サンプリングのためのしきい値定理

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タイトル別名
  • A threshold theorem for noisy quantum sampling problems

抄録

<p>可換量子回路やボソンサンプリングなど,万能量子計算よりも実験的実現性が高い非万能量子計算モデルを利用した量子の優位性(quantum supremacy)の検証が注目されている.このようなサンプリング問題では,特定の確率分布のもとでのサンプリングがターゲットとなり,その基準はl_1ノルムの意味での誤差や乗法的近似といった厳しいものであるため,雑音があるとこれらの基準をクリアできない.本研究では,雑音のある量子サンプリングにおいても量子の優位性を検証できることを,新たなしきい値定理の証明によって示した.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205958942720
  • NII論文ID
    130006246162
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_498
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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