Ag(111)表面上に物理吸着した酸素分子の磁性

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タイトル別名
  • Direct Visualization of Surface Phase of Oxygen Molecules Physisorbed on the Ag(111) Surface: A Two-dimensional Quantum Spin System

抄録

<p>酸素分子は、整数スピンS=1を持つ最小の分子磁石のため、酸素分子を用いた低次元スピン系に興味が持たれている。近年、Ag(111)表面に物理吸着した酸素分子に関して、水素分子のオルソパラ変換により、スピンを失う事なく吸着する事が示されている。そこで、分子分解能を持つ走査トンネル顕微鏡により物理吸着酸素の構造/電子状態観測を行った所、反強磁性秩序の存在が明らかとなった。本講演では、その詳細を議論する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680939703040
  • NII論文ID
    130006246705
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_942
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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